備中松山城
所在地: 日本、岡山県高梁市
別名: 高梁城(たかはしじょう)
建設年: 鎌倉時代(1240年頃)
主要改修年: 江戸時代初期(1617年 – 1619年)
構造: 木造建築、山城
標高: 約430メートル(天守閣の標高)
特徴
- 山城: 備中松山城は、日本でも数少ない現存する山城の一つで、標高約430メートルの臥牛山(がぎゅうざん)に位置しています。そのため、登城にはある程度の体力が必要です。
- 天守閣: 現存する天守閣は江戸時代初期に再建されたもので、日本の現存天守12城の一つに数えられます。
- 防御機能: 山城としての利点を活かし、自然の地形を巧みに利用した防御機能が特徴です。
見どころ
- 天守閣: 木造の天守閣は、当時の建築技術と美学を今に伝えています。内部は見学可能で、当時の生活や防御の工夫を感じることができます。
- 石垣: 備中松山城の石垣は、山の地形を活かした堅牢な作りで、城の防御力を高めています。
- 眺望: 天守閣からの眺望は素晴らしく、晴れた日には遠くまで見渡すことができます。秋には紅葉が美しく、特に人気です。
歴史
- 築城: 1240年頃、秋葉景重によって築かれました。
- 改修: 江戸時代初期に池田長幸、次いで小堀正次と続く城主によって大規模な改修が行われました。
- 現存: 天守閣を含む主要部分は現存し、当時の姿をほぼそのまま残しています。