松山城(伊予松山城)
所在地: 日本、愛媛県松山市
別名: 勝山城(かつやまじょう)、金亀城(きんきじょう)
建設年: 1602年(慶長7年)
構造: 木造建築、平山城
特徴
- 山城と平城の融合: 松山城は、標高132メートルの勝山山頂に位置し、山城と平城の特徴を併せ持つ構造となっています。
- 現存天守: 天守閣は江戸時代に再建されたもので、現在もそのままの姿を保っている現存天守の一つです。
- 城郭構造: 松山城は、本丸、二の丸、三の丸を中心とする複数の郭(くるわ)を持ち、堀や石垣などの防御構造が充実しています。
見どころ
- 天守閣: 天守閣は3重6階建てで、内部には歴史資料や武具が展示されています。最上階からは松山市内を一望できる素晴らしい眺望が楽しめます。
- 二之丸史跡庭園: 二之丸に広がる庭園は、江戸時代の面影を残す美しい場所で、四季折々の景色が楽しめます。
- 石垣: 高さ約15メートルの石垣は圧巻で、その技術の高さを感じることができます。
歴史
- 築城: 1602年、加藤嘉明によって築かれました。江戸時代に松平家の居城となり、現在の形に整えられました。
- 保存: 戦後、松山城は市民による保存活動が行われ、現在もその姿を保っています。